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Machitabi Voices 05

西宮・甲子園ヒーロー揚げ推進委員会代表
「じゅげむ」オーナー、山﨑哲さん

あなたのヒーローは誰ですか?

高校球児の聖地であり、虎戦士が熱戦を繰り広げる西宮で最も有名な場所ともいえる、阪神甲子園球場。そこで繰り広げられるもう一つのヒーローが有りました。

ご当地グルメのヒント

20年ほど前、山﨑さんはある居酒屋で「ヒーロー450円」と書かれたメニューを見つけます。面白いネーミングに惹かれて、何かわからないまま注文してみると、鶏の手羽中を二つ割りにした唐揚げが出てきて「にんにく醤油をつけて食べてください」と言われました。
「年配のおっちゃんとおばちゃんがやっている小さな店。なぜ『ヒーロー』なのかと聞くと『わからん』って(笑)」。
別の鉄板焼き店でも「チキンヒーロー」と呼ばれる品があり、ほぼ同じものでした。さらに台湾料理店でも同様の唐揚げがあり、「いつ、誰が始めたのかは不明だけれど、この地に伝わる名物にちがいない」と、その頃出始めていた「ご当地B1グルメ」として広めていけるのではと、商工会議所や観光協会などに働きかけました。

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サクサク、ジューシー3カ条

甲子園にある他の店の協力も得て、あらためて「甲子園ヒーロー揚げ」と命名。
① 手羽中二つ割りスタイル(片手で簡単に食べられるように)
② サクサクの衣
③ ③香るニンニクたれ、の3カ条だけを決め、あとは各店オリジナルの味で。「じゅげむ」でもおろしポン酢やチキン南蛮、うま塩、カレー味などを展開します。
西宮の魅力発信を
地域らしさと創意工夫とを兼ね備えた逸品の統一ブランドである「五つ星ひょうご」にも認定され、山﨑さんは「甲子園ヒーロー揚げ」をPRするため、全国のイベントや百貨店の催事などを行脚しています。日本全国にそのファンが着々と増えつつ有り、その美味しさが広まっています。 
「ヒーロー揚げを通じて西宮にもっとたくさんの人に来てもらいたいですね。甲子園で試合のある日は5万人が来ますが、試合が終わるとそのまま帰る方がほとんどです。西宮には今津砲台跡など、歴史好き特に幕末好きの人にとって興味深い場所や見どころがたくさんありますよ」。

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ゆるキャラ誕生

まちたびでは「親子でヒーロー揚げづくり」を企画。ファミリー向けであったことから「チキン大佐」というゆるキャラも誕生させました。台所用スポンジやポンポン、フエルト、ヘルメットなど「どこでも手に入る」身近な材料は幼稚園教諭である山﨑さんの妻、翔子さんのアイデアです。
「子どもたちを含めご家庭でもどんどん作っていただきたいですね。ヒーロー揚げといっても野球とは関係がないのですが(笑)、誰にでも〝ヒーロー〟はいるんじゃないでしょうか。月光仮面であったり、お父さんだったり」。
いつか自分がヒーローになって大活躍するかも? 子どもたちにはそんな夢も広がりそうです。

甲子園ヒーロー揚げ取り扱い店

◆「じゅげむ」甲子園球場前店◆同武庫川店◆中国料理百楽◆居酒屋とん平◆しょうじゅ亭◆鮨処さか井◆インド料理チャルテチャルテ甲子園店◆味処まや◆炭火やきとり功月◆杏恋(あんこ)◆やきとり伊達商店◆そば源